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Twitter は公共のサービスではなくイーロン・マスクの私物「X」になった

Twitter は公共のサービスではなくイーロン・マスクの私物「X」になった

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

Twitter をイーロン・マスク氏が Twitter を買収した当初、先見性のあるビジネスマンが Twitter の終わりの始まりと仰っていましたが、正にその通りになりました。

2023年7月下旬に、Twitter という社名、Twitter を象徴する青い鳥のアイコンが、イーロン・マスク氏のビジネスに共通する「X (エックス)」という名前に切り替わりました。

今後は Twitter で当たり前のように使われいた「ツイート」「リツイート」などの言葉も「ポスト」「リポスト」などに代わっていき、X は Twitter の要素を上書きするようです。

ユーザーからは、度が過ぎる、イーロン・マスク壊れた?など多くの悲観的な声が聞こえます。私もそのように思いますが、イーロンマスクが Twitter を買収する一部始終を何となく見ており、今後どうなるのか?という先見性のある知識人の話を聞いていたので、特に驚きはありませんでした。

ある経営者の方は、イーロン・マスクは自分で6兆円払って Twitter を買収、自由にする権利を手に入れて既に4兆円分ぐらいの価値を吹き飛ばしているんだから4兆円分遊んでもいいのでは ... というようなことを仰っています。

Twitter は公共のサービスではなく株主の私物

Twitter は公共のサービスではなく株主の私物

また、そもそも Twitter というサービスは、初めから公共財ではなく株主の私物だと言います。株主の私物なのに、これまで公共財かのように我々に貢献してくれてきたことを感謝したい。

日本は世界に比べても Twitter のアクティブユーザーが多く、インフラのような社会的にも浸透したサービスとして利用されていますので、イーロン・マスクが買収する前は公共財のように認知されていましたが、イーロンマスクが Twitter を買収し、Twitter のブルーを黒く X で塗り潰そうとしている今、ユーザーはそのことに気づかないといけないのかもしれません。

イーロンマスクは Twitter をどうするのか?

イーロン・マスクが Twitter を買収した背景には、兼ねてからイーロンマスクに付きまとう虚言癖のようなものもありました。だから一時 Twitter 買収撤回するなど混乱を来していたのですね。

しかし Twitter を買収してしまった今、CEO としてやる事は一つしかありません。それは、Twitter を買収したことで、新たな市場に進出したり、競争力を強化したり、新たな技術や資源を得ることです。

つまり、Twitter を自身の X に染め上げ、燃焼にして自身のビジネスとして使うということに他なりません。既にマスク氏は、Twitter のデータを自身が新たに立ち上げた AI の会社 xAI の LLM (ラージランゲージモデル) のトレーニングに使うと明言しています。

Twitter ユーザーはどうするのか?

こういった一連のイーロン・マスクの Twitter に揺さ振り行動で、これでは安心してSNSできないと、Twitter ユーザーの多くは避難先となる次なる Twitter 探しとして、Meta が手がける Threads (スレッズ) や、元Twitter のCEOが手がける Bluesky などでもアカウントを立ち上げるなどしていますが、長くは続かないようです。

打倒 Twitter (X) キラーとされていた Threads は、既にアクティブユーザーが半減するなど厳しい状況に直面しています。結局ユーザー数や人々の欲望が渦巻いているものに人は寄せ付けられます。大多数の人が Twitter (X) を使っている以上、私たちは、イーロンマスクの私利私欲 (ビジネス) に染まっていく Twitter 改め X を横目にしながら、使っていくしかないのではないでしょうか ...

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