お問合わせ |  資料請求
電話番号:0120-5111-39

健康に多少のストレスは必要である?

健康に多少のストレスは必要である?

健康においてストレスは長年敵だとされていましたが、
ストレスにも様々あり、健康にプラスになるストレスについても
化学的な説明が報告されています。

タレブの著書『まぐれ』の一説を読み解く

『ブラック・スワン』でその名を知らしめた著名な作家、
ナシーム・ニコラス・タレブの著書『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
の中にストレスについて触れられた一説があります。その内容を引用しながら、
生きていくなかで、必要なストレスとそうでないストレスについてみていきましょう。

ある程度の負荷を身体にかけることは必要である

まず最もわかりやすい例で、ストレス = 負荷がどのように身体に必要なのか?
その例をみてみましょう。

宇宙飛行士が宇宙での何ヶ月に及ぶ作業を終えて地球に戻ってきたとき、
自力では立ち上がれず、迎えのスタッフに抱きかかえられながら
スペースシャトルから降りる姿をTVやニュースで見たことはないでしょうか?
これは宇宙は無重力で重力による負荷がないことで骨 (骨密度) や筋肉が弱ることで
起こっています。

身体にとって重力や運動による負荷は健康を維持するためには不可欠な要素だと
いうことが理解できるかと思います。これは老人のボケ防止や健康の維持にも密接に
関わっており、寝たきりになってしまう老人のほとんどが骨粗鬆症で、
歩くこと、運動や外に出ることができなくなり、骨がどんどん脆くなってしまうことで
陥ってしまいます。

老後のことも考えると、日々の生活のなかで上手に運動を取り入れること、
身体に負荷を与え鍛え続けていくことは必要でしょう。
寝たきり老人のリスクを回避するには運動だけではなく、
人の輪に入りコミニケーションすること、幾つになっても趣味などを持ち脳を活性化
することや、外の世界と繋がることも必要でしょう。

タレブの本に戻り、健康に必要なストレスについてみていきましょう。

ストレスが情報を運ぶ?

情報がストレスを通じて (ストレスを利用して) 構成要素へと運ばれるということだ。
人間の身体はストレスやホルモンを通じて、周囲の環境についての情報を得ている。
ストレスが不足すると老化を引き起こす。

健康によりストレス、悪いストレスとは?

人間は慢性的なストレスよりも急激なストレスの方がうまく対処できる。
特に、急激なストレスの後に十分な回復時間を取れば、
ストレスがメッセンジャーの働きをしやすくする。
ドッキリで急激な精神的ショックを受けたあと、
しばらくカモミールティーとバロック音楽で十分に
心を落ち着かせて、精神のコントロールを取り戻すのは、
健康にとってプラスになる。

重複となるが、つまり偶然や突発的なストレスに上手く対処し、
その後に身体を十分回復させることで健康にとってプラスになるということだ。
例えば親に叱られて、その時はストレスを覚えるが
後日テストで良い点を取ると、親は褒めてくれて欲しい物を買ってくれたと ...
というケースはどうだろうか?この時点ではストレスをクリアし、
親に褒められ、欲しい物も買ってもらい有頂天状態に違いない。

それに比べて、嫌な上司、住宅ローン、税金問題、試験のプレッシャー、
面倒な雑事、日々の通勤など、程度は軽くても継続的なストレスのほうが、
間違いなく健康に悪い。これはそういう生活にいつまでも抜け出せない錯覚に陥るからだ。これらはいわば、文明がもたらしたプレッシャーだ。

正に昨今のトレンドである、ブラック〇〇の類がこれにあたるだろう。
試験のプレッシャーについては合格できれば、そのプレッシャーも経験として
消化できるが、何度試験を受けても受からなかった場合、それはストレスという
言葉の何物のでもないだろう。

実際、神経学者たちは、前者のストレスは必要であり、
後者は健康に有害だということを証明している。回復期間のない軽度のストレスが
どれほど有害かと ....

ストレスも何もない平坦な世界

タレブの本を軸に、ストレスや負荷がなぜ必要か?
ということをざっくり垣間見てきたが、ここで考えて欲しい。
ストレスも何もない平坦な世界があったとしたら ...
それもそれで楽かもしれないが、すぐにつまらないと感じるのではないだろうか。

マンガ『巨人の星』では、野球少年である飛雄馬が小学5年生の冬、
早朝マラソンでいつものコースが道路工事で通れなくなっており、
近道を選び帰ってきたところ、父一徹は激怒し (マンガでは何度も殴っている)
なぜ遠回りを選ばん。辛い厳しい回り道を選んでこそおのずと成長がある。
今後、人生においても野球においても行く手に障害があるときは常に遠回りを選べ。
というような言葉を残しています。

これを現代に置き換えると、
多少のストレス、負荷を恐れるな!多少のストレスや負荷は健康において必要である。
継続的なストレスを避け、毎日のジョギングを心がけよ。
というような内容でどうでしょうか。

現代社会を生きるには、多少のストレスや負荷と上手に付き合いながら
生活していくことが望ましいと思います。

Twitter

Facebook

料金、サービスに関して少しでもご不明の点がありましたらお気軽にご相談下さい。