渋谷オフィスでは電話番号の貸出しサービス「貴社専用の電話番号を貸与」を行なっています。貸し出す電話番号は、東京03の市外局番となります。しかし東京の会社ではない場合、東京03の電話番号ではちょっと使いにくい ... というようなケースも考えられます。
そんな時の代行案として「市街局番 (03)」ではなく「フリーダイヤル (0120)」を利用することも可能です。市外局番とフリーダイヤルでは何がどう違うのでしょうか?
- 電話代行会社でフリーダイヤルを利用する事例をご紹介します
- フリーダイヤルの基礎的な知識にも触れています
そもそもフリーダイヤル (0120) とは?
まずフリーダイヤルとは、0120 から始まる電話番号のことで、電話をかける側には通話料金が発生しません。無料の電話番号という意味合いからフリーダイヤルと呼ばれています。
では誰に通話料が発生するのか?というと電話を受け取った側に通話料が発生します。ですのでお客様は通話料を気にする必要がないため電話をかけやすいです。
例えば引越しをしようと計画し、引越し料金等のお問合せ/相談をしようと「〇〇引越しセンター」に電話したときに、0120 のフリーダイヤルだったという経験はないでしょうか?このようにフリーダイヤル は古くから企業の間でも浸透しています。
ちなみに「フリーダイヤル」という呼名は、NTTコミュニケーションズの商標であり、各通信会社によって呼名が異なります。例えば、KDDIの場合は「フリーコール」、SoftBankの場合は「フリーコールスーパー」という名称で呼ばれています。
電話代行でフリーダイヤルを使う
電話代行で電話番号を借りて、フリーダイヤルを使う場合には以下のような用途が考えられます。
・オンラインショップの電話受注の電話番号としてフリーダイヤルを使う
オンラインショップ・ネットショップの電話受注として電話番号を使うのであれば、市外局番よりもフリーダイヤルを使うことでお客様は電話をかけやすくなるかもしれません。
フリーダイヤルですと、お客様には通話料金がかからないため、お客様は気兼ねなく電話をかけることができます。また人によっては市外局番よりも、フリーダイヤルの方が感覚的に電話をかけやすいという心理的な要素もあるかもしれません。
しかしZ世代など、生まれたときからスマホ電話が当たり前という世代には、もしかするとフリーダイヤルの効果はあまりないかもしれません。どちらかと言うと、フリーダイヤルを知らないという若い人の方が多いかもしれません。
電話代行でフリーダイヤルを使う実例
例えば、山梨県甲府市にある「〇〇株式会社」が普段利用している固定電話番号が(055-1111-1111)だとします。その場合、NTTコミュニケーションズに申込みをしてフリーダイヤル(0120 111-111)を取得します。
そして、(055-1111-1111) と (0120 111-111) を紐づけてボイスワープで渋谷オフィスで貸出しする電話番号(03-1111-1111)に転送すれば、フリーダイヤルにかかってきた電話を渋谷オフィスの電話秘書が代行することができます。
ちなみに電話代行会社によっては、0120 の番号が不足している場合、0080 から始まる番号もフリーダイヤルとしてご利用できます。0080 でもフリーダイヤルと機能は同じです。
フリーダイヤルのデメリット
電話代行で電話番号を借りてフリーダイヤルを利用するデメリットとしては、フリーダイヤルをボイスワープで転送するために、通話料金が二重に発生してしまいます。
通常よりも通話料がかかってしまいますが、お客様視点、顧客重視のお問合せ電話番号にしたい!というのであれば、フリーダイヤルを使用することをおすすめします。