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まずは積立投資を知ることが大事 | 個人事業主の金融知識

まずは積立投資を知ることが大事 | 個人事業主の金融知識

電話応対スーパーバイザー:雪野朱音

個人事業主に向けた金融知識についての記事をご紹介します。第一弾では「積立投資」を始める心得についてのアドバイスです。

先日30代後半の個人事業主様とお話しする機会がありました。その時に色々と「経済」や「金融」についてお話をしたのですが、その方が「積立投資」を始められたきっかけが、これから個人事業主としてスタートされる方にも参考になると思いますので、先方の了承を得てご紹介させていただきます。

30代から始めたい積立投資

(30代から始めたいと記していますが、積立投資は気付いたら若いうちから早く始めることで、複利の効果を得やすくなると思います。)

現在30代後半になる個人事業主のAさんは、20代の後半に30代を迎えるにあたり、将来のことを考えた時に漠然と様々な不安があったと言います。

そして「このままではいけない!」と、まず、あまり勉強してこなかった「経済」や「ファイナンシャル」について勉強を始めることにしたそうです。

最初は「経済」について学ぼうと、グレッグ・イップの著書『ホンネの経済学―教科書ではわからない世の中とお金のしくみ』を読んでみることにしたそうです。「ファイナンシャル」については、ファイナンシャルプランナーの勉強をしてみようと、教材を取り寄せて勉強を始めたと言います。

そしてある時、好きな女性ができた時に漠然と、自分のような不安的な個人事業主は結婚には不利ではないか?と思うようになりました。

というのも、周りのサラリーマンや大手企業に勤めている人とは違い、安定した年収ではなく、その時々の状況に左右されてしまい経済力のない男性が果たして好きな女性ができた時に結婚を申し込めるのか?とふと、自分の経済力のなさに失望してしまったそうです。

問題意識を持とう

このような "不安"、"問題意識" は重要です。毎日何も考えずにただ毎日の仕事をこなすだけではノープランです。まずはこのような不安、問題意識を持ち、それをどうやって解決できるのか?何か打つ手はあるのか?など思案することが大切です。

・老後の資金をどうしよう?
・周りに比べると自分の経済力は弱いな ...
・このまま淡々と仕事を続けて良いのか?
・今から資金を貯める方法はないか?

個人事業主が抱える経済的な不安

そこから更にこのままではいけない!と、個人事業主のAさんは今から何かできることはないか?と、色々と能動的に動き出したそうです。

そしてある時に一緒に仕事をした別の個人事業主の先輩から「積立投資」、「iDeCo (確定拠出年金)」、「NISA」、「小規模企業共済」などの個人事業主向けの金融制度を教えて貰ったそうです。

自分でも調べてみると、積立投資、インデックス投資を若いうちからコツコツと積み上げることで、時間を味方に付け複利の効果で資産を増やすことができるのではないか?ということを学びました。

まずは「積立投資」を知ることが大事

残念ながら、これまでAさんの周りには、"積立投資" について教えてくれる人は誰一人いなかったそうで、個人事業主の先輩から何気なく教えて貰った時は正に目からウロコだったそうです。それもその筈で、日本ではまだまだ清貧の思想からか、一般家庭では投資について教えてくれることは少ないと思います。(昨今ではようやく2022年から金融教育が高校生の必修科目になったようですが)

「なるほど、積立投資を早くに始めれば、少し将来に対して明るくなれるのではないか?」

そんな風にAさんは少し安堵したそうです。その日を境にAさんは「積立投資」に関する書籍をいくつも読み猛勉強を始めたそうです。まずは時間がかかっても、積立投資というものを理解して知識を付けたいという一心だったそうです。

中でも個人事業主様におすすめな積立投資本のバイブルは以下の3冊だそうで、ポイントは間違っても変なインフルエンサーや YouTuber が出しているような投資本を最初に読まないことです。

個人事業主、積立投資のバイブル本

積立投資、インデックス投資について学びたい!という場合は、以下の積立投資本のバイブルを必ずに読んで下さい。これらの本は積立投資、インデックス投資の基本から運用、積み立てる商品までを解説しています。

  • 『ほったらかし投資術』- 山崎元・水瀬ケンイチ
  • 『お金は寝かせて増やしなさい』- 水瀬ケンイチ
  • 『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』- カン・チュンド

iDeCo (確定拠出年金)、つみたてNISA については以下の本がおすすめです

  • 『ほったらかし投資術』- 山崎元・水瀬ケンイチ
  • 『確定拠出年金の教科書 』- 山崎元

水瀬ケンイチさんは、インデックスブロガーとしても人気の方です。会社員の傍らで自らの積立投資のノウハウを水瀬さんの人気ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で紹介していますので、是非お読み下さい。

証券口座の開設準備をしよう

一通りインデックス投資、積立投資、iDeCo、つみたてNISAなどについて自分なりに理解したら、いよいよ証券口座を開設して積立投資の開始となります。証券口座を開設するには、まずはどこの証券会社の口座を開設するか?ということになります。

大手であれば、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などがございます。証券会社によって、iDeCo で扱っている投資信託の種類が違ったり、操作画面も全然違いますので、自分が納得できる証券口座を選ぶようにしましょう。

どの証券会社を選ぶかについては、やはりネット検索して比較記事などを参考にするのが良いと思います。証券口座を開設するには書類を取り寄せたり、書類を作成して送付したりとそこそこ時間がかかりますので、早めに手続きを済ませましょう。

個人事業主Aさんの場合は、まずはSBI証券で iDeCo を開始し、その次に楽天証券でつみたてNISAを開始したそうです。

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