今回は電話代行を利用するにあたり、隠れた費用についてご紹介します。通常、電話代行サービスを使用するのにかかる費用はサービス料金 (多くの場合月額料金) のみとないます。
しかし一部の電話代行会社では、サービス料金の他に「初期費用」、「保証金」、「解約金・違約金」が別途かかるケースがありますので、電話代行会社を選ぶ際はしっかりと確認する必要がございます。
また、電話代行サービスを導入した利用者の利用状況によって、「コール超過料金」、「通信費」なども別途かかるケースがございますので詳しく解説致します。
電話代行のサービス料金
まず電話代行サービスを利用するにあたり、かかる費用については「電話代行にかかる費用」こちらの記事で詳しく説明しておりますのでご確認下さい。
初期費用
電話代行会社によっては、電話代行サービスを契約する際にかかる費用として「初期費用」を設けている会社もございます。初期費用がかかる場合の費用は、「サービス料金 + 初期費用」となります。
初期費用は、その名の通り契約時の最初のみかかる費用ですので、翌月からは初期費用はかかりません。初期費用が必要になる場合は、電話代行会社のサイトに必ず明記されているはずですので、必ず確認するようにしましょう。
保証金
一部の電話代行会社では、サービスの利用開始時に「保証金」を徴収しているとこもございます。電話代行の保証金は、将来的な料金の未払いや、損害が発生した場合の補償として設定されており、契約終了時に代金完済を条件に返金されることがほとんどです。
例えば、月額3,000円の電話代行プランを検討しており、保証金も3,000円の場合は、電話代行契約時最初の月の支払いは「プラン料金 + 保証金」= 6,000円の費用がかかります。翌月からはプラン料金のみ、3,000円の支払いとなります。
この方がどこかで電話代行プランを解約し、きちんと最後に利用した月の月額料金が支払われたなら、契約時に支払った保証金の3,000円が返ってくることになります。
解約金・違約金
電話代行会社によっては「解約金」が必要となるケースもございます。「解約金」とは、サービスを途中で解約する場合に発生するものです。解約金を設定している多くの電話代行会社では、契約開始から数ヶ月の時期を設け、その期間内に解約してしまうと解約金が発生するというものがございます。
特に、定期契約を結んでいる場合や、特定の期間の利用を前提とした割引プランを選択している場合には注意が必要です。
例えば、格安の電話代行サービスを提供しているA社は、月額980円の電話代行サービスを提供していますが、3ヶ月以内に解約してしまうと、解約金3,000円が発生するというようなケースがございます。
この場合、電話代行を利用して2ヶ月目で解約してしまうと、その月のお支払いは「月額料金 + 解約金」の費用がかかることになります。「解約金」が必要になる場合は、必ず電話代行会社のサイトに明記されていますので、こちらもしっかりと確認するようにしましょう。
電話代行サービスに付随した料金
ここからは電話代行サービスを利用していて、利用状況によってかかることのある料金や契約者の状況によって別途かかる費用についてご紹介します。
コール超過料金
電話代行サービスやプランには、その料金によって1ヶ月に応対可能なコール数が決まっています。例えば、弊社の「エコノミープラン」の場合、月に40件のコール数に対応しています。
もしこの40件を超えてしまうと、1件160円の超過料金が「エコノミープラン」の料金の他に加算されます。例えば、ある月に45件の電話応対に対応した場合は、+5件 x 160円 = 800円の超過料金が発生し、加算されます。
コール超過料金は、プランによって異なりますが弊社の場合は1件 80円〜180円ですので、コール超過料金が発生することで莫大な支払いが発生してしまう ... ということはないと思います。
電話代行を利用していて、何ヶ月もコール数をオーバーしてしまうような状況が続くのであれば、利用状況を定期的に確認し、必要に応じてプランの変更を検討することが推奨されます。
【関連ページ】各プランのコール超過料金はプラン一覧に掲載しています
通信費
電話代行サービスでは、一部の通信費が契約者様のお支払いとなるケースがございます。例えば、弊社の「時間外アナウンス＋留守機能」を使用し、お客様から電話が掛かってきて録音が完了いたしますと、予め登録してある契約者様の携帯電話にご報告することができます。この時、ご報告の際に発生した携帯電話までの通信費は契約者様の負担となります。
まとめ
電話代行サービスを利用する際には、明確に表示されている月額料金だけでなく、隠れた費用「初期費用」、「保証金」、「解約金・違約金」にも注意が必要です。
電話代行サービスを選ぶ際には、契約内容をしっかりと確認し、どのような費用が発生するのか？についてもしっかと目を通すようにしましょう。
